阪神梅野2夜連続の鉄砲肩 金本監督「大きかった」

6回表ヤクルト無死一塁、山田が空振り三振、さらに梅野が一塁走者青木を二塁で刺し併殺完成(撮影・加藤哉)

<阪神3-1ヤクルト>◇5日◇京セラドーム大阪

 阪神梅野が2夜連続の鉄砲肩でピンチを救った。

 逆転した直後の6回、2番手岩崎が先頭の青木に四球を与え、桑原と交代。打者山田哲が空振り三振したときに青木が二盗。これを鋭い送球で刺した。梅野は「岩崎が出した走者で、アイツのためにも大きかったかも」と笑顔で話した。金本監督は「あれも大きかったですね。ナイスボール、ナイス送球ですね」とたたえた。13試合連続打点のかかっていた山田哲も「逃げると負けると思ったので」と内角を有効に使い4打数無安打3三振に抑えた。