巨人内海5回途中6失点 虎キラー真価発揮できず

巨人対阪神 5回表阪神1死二塁、糸井に中越え適時二塁打を浴びた後、降板となる内海を見る高橋監督(右奥)(撮影・鈴木みどり)

<巨人4-7阪神>◇7日◇東京ドーム

 巨人先発の内海哲也投手(36)が5回途中6安打6失点で降板し、試合を作れなかった。

 いきなり阪神打線につかまった。初回、2安打1四球で1死満塁。5番ロサリオに1ストライクから内角低め136キロの直球を捉えられた。バックスクリーン左へ満塁弾を許し、痛恨の先制点を許した。

 2回から4回までは無安打投球と立ち直った。だが、2点を追う5回、1死から糸原、福留、糸井に3連続二塁打を打たれ、交代を命じられた。今季ワーストの6失点と崩れ、ベンチで腕を組みながら唇をかんだ。

 前回登板の7月31日DeNA戦で4年ぶりの完封勝利。現役最多の阪神戦27勝を誇る“虎キラー”が力を発揮できなかった。