吉川尚輝の二の舞…巨人マルティネスがヘッスラ負傷

巨人対阪神 1回裏巨人無死、二塁打を放った後、中堅手ナバーロの悪送球により、三塁へ滑り込むマルティネス(右)。左は鳥谷(撮影・狩俣裕三)

<巨人2-3阪神>◇9日◇東京ドーム

 巨人ホルヘ・マルティネス(25)が試合序盤に負傷交代を余儀なくされた。1回、先頭の打席で阪神秋山の142キロ直球をたたき、左中間へ破る二塁打をマーク。相手の中継プレーのミスを見逃さず(記録は送球の失策)、ヘッドスライディングで三塁まで進塁した。

 続く重信の適時打で先制のホームを踏んだ。この日は今季出場12試合目で「1番二塁」に抜てきされ、長打力と積極的な走塁でチャンスメーク。いきなり「マルちゃん効果」が現れた。

 だが、2回の守備でグラウンドに現れず。球団によると、三塁へのヘッドスライディングで左手小指を痛めたため途中交代となった。

 1日のDeNA戦でも吉川尚輝内野手(23)が一塁へとヘッドスラィディングした際に左手を骨折し、3軍でリハビリを行っている。