愛知V、鯉江がMVP「来年もここに来て」連覇誓う

力投する愛知アドバンスの鯉江礼子(撮影・吉池彰)

<軟式野球:第29回全日本女子軟式野球選手権>◇最終日◇13日◇東京・江戸川区球場ほか◇日刊スポーツ新聞社後援

 一般の部は愛知アドバンス(愛知・碧南市)が神龍(東京・世田谷区)に14-2で5回コールド勝ちし、9年ぶり8度目の優勝を飾った。

 先攻の愛知は1、2、3回に1点ずつ得点すると、4回に3点、5回に一挙8点を奪った。

 守ってはエース鯉江礼子(28)が、4回裏に2失点したものの、他の回は得点を許さず、最優秀選手賞に輝いた。

 鯉江はMVP獲得について「みんなのおかげ」とニッコリ。「球の出所をできるだけ隠すフォームを意識して投げた」と納得の表情を見せた。

 昨年は決勝でダラーズ(石川・白山市)に逆転負けした。直接のリベンジはできなかったが、優勝で雪辱は果たした。「去年は悔しかった。来年もここに来て全国優勝を目指します」と鯉江は連覇を誓っていた。