阪神福留「チームが勝てば」直接対決またもM阻止

広島に勝利し、記念撮影で笑顔を見せガッツポーズする左から福留、原口、糸井(撮影・上山淳一)

<阪神7-4広島>◇14日◇京セラドーム大阪

 阪神が粘りの逆転勝ちを収めた。4回、1点を先制された直後に梅野の中前適時打で、すかさず同点に追いついた。再び1点を勝ち越された8回は代打原口の中前適時打や福留の押し出し四球、糸井の中前への2点適時打で一挙4得点。引導を渡した。

 金本知憲監督は「広島相手に、広島にいつもやられている勝ち方というか。マジック点灯は(点灯したなら)現実として受け止めないといけないけど、だから頑張るのは違うと思う。日頃から選手は頑張ってくれています」と手応えを口にした。

 4カード連続で初戦を奪い、長期ロードを優位に戦う。先週は3夜連続で首位広島のマジック点灯を阻んだが、この日も直接対決でまたも阻止だ。2打点の福留も「形うんぬんより、チームが勝てばそれでいい」と話す。

 ベテランの活躍で、チームはさらに上位をうかがう。