ヤクルト小川、川崎憲次郎以来のG7連勝仕切り直し

ヤクルト対巨人 チームのサヨナラ勝ちに笑顔を見せる山田哲(中央左)、小川(同右)らヤクルトナイン(撮影・足立雅史)

<ヤクルト6-5巨人>◇14日◇神宮

 ヤクルトが川端慎吾内野手の逆転サヨナラ右二塁打で劇的勝利。だが先発小川泰弘投手の巨人戦7連勝は次回に持ち越しとなった。

 小川は7回まで5安打無失点と好投。6回にはバットでも適時打を放つ活躍だった。だが8回2死一、三塁の場面で岡本に適時打を打たれて降板。その後、2番手近藤が打ち込まれて逆転を許し、小川に勝ち負けはつかなかった。

 勝っていれば98~99年川崎憲次郎以来の記録で「8回は投げ切りたかった」と悔しがったが「チームが勝つのが1番ですし(打撃陣が)粘ってくれた」とチームの勝利に納得の表情をみせた。