ロッテ酒居自己最多10Kも12登板12被弾が課題

日本ハム対ロッテ 3回に2失点し顔をしかめる酒居(撮影・黒川智章)

<日本ハム4-1ロッテ>◇15日◇札幌ドーム

 ロッテが敗れ、一夜にして5位に逆戻りした。

 先発した酒居知史投手が7回6安打3失点で4敗目。3回に日本ハム浅間に先制2ラン、7回には渡辺にソロと2本塁打を許した。これで今季は登板12試合で計12被本塁打になった。

 球に勢いがあっただけに「1球に対する意識の強さがまだまだ足りない。状態自体はそんなに悪くないのに」と失投を反省。味方打線は散発3安打と援護にも恵まれなかった。

 一方で自身4試合ぶりに7回を投げきり、奪三振は自己最多の2ケタ(10個)にのった。「久々にその辺(7回)まで放らせていただいたのは、今後につながるのかな」と収穫も得ていた。