「代打の神様」阪神原口2点打、代打率5割1分4厘

9回裏阪神2死二、三塁、代打原口は中前適時打を放つ(撮影・加藤哉)

<阪神4-6広島>◇15日◇京セラドーム大阪

 阪神原口が「代打の神様」の本領発揮だ。

 4点を追う9回2死二、三塁で登場。守護神中崎のスライダーをコンパクトに捉え、中前に2点打を放った。「あそこで走者をかえせたら、まだ分からない状況だった。点が入って良かった」。

 前日14日も適時打を放っていた。代打のシーズン打率5割1分4厘でリーグ新記録ペース。得点圏では驚異の7割3分3厘に跳ね上がる。シーズン18安打は球団最多の08年桧山の23安打に5本と迫り、63年西山、77年切通、82年永尾と並ぶ3位タイの記録だ。