巨人長野「9年目で初めて」看板直撃100万円弾

巨人対中日 3回裏1死、長野は左越えに看板直撃の2者連続本塁打を放ちベンチのナインの祝福を受ける(撮影・小沢裕)

<巨人10-0中日>◇18日◇東京ドーム

 巨人長野久義外野手が“100万円弾”を放った。3回、3番マギーの17号先制2ラン、5番阿部の7号2ランで4点を奪うと、6番長野も続いた。

 1ボールから中日山井の甘く入った141キロ直球を強振。打球は左翼上部にある株式会社インターネットイニシアティブの小型看板を直撃。推定飛距離130メートルの特大弾で、賞金100万円獲得となった

 この1発が、東京ドームの看板直撃ホームランの通算100本目となった。「インコースのボールをうまく体を回転させて打つことができました。(直撃弾は)9年目で初めてなのでうれしいです」と振り返った。

 第1号は、90年5月25日に当時オリックスの松永浩美がキリンビールの看板へ放った推定140メートル弾。