由伸巨人が長嶋巨人以来、9回4点差逆転サヨナラ劇

巨人対中日 9回裏巨人1死一、三塁、マギー(左)はサヨナラ適時打を放ち、高橋監督から抱擁で迎えられる(撮影・浅見桂子)

<巨人6-5中日>◇19日◇東京ドーム

 ▼巨人が9回裏に5点を挙げてサヨナラ勝ち。最終回の一気逆転サヨナラの最大差は93年6月5日近鉄がダイエー戦で記録した6点差(2-8→9-8)だが、巨人の4点差逆転サヨナラは46年7月28日パシフィック戦(2-6→7-6)00年9月24日中日戦(0-4→5-4)に次いで3度目の球団タイ記録だ。

 00年は巨人がM1で迎えた試合で、9回裏1死から6番江藤の満塁本塁打で追い付き、続く7番二岡がサヨナラ本塁打を放って優勝を決めた。今回のように本塁打なしで4点差逆転は、3安打、1四球と相手の2失策でひっくり返した46年パシフィック戦以来だった。