甲南大5年ぶり準決勝進出、京産大を破る 準硬式

全日本大学準硬式野球選手権大会準々決勝で京産大に完投勝利を収めた甲南大の大地投手(外部提供)

<第70回全日本大学準硬式野球選手権大会>◇22日◇静岡・浜松球場ほか◇準々決勝4試合

 32回目の出場で悲願の初優勝を目指す甲南大が、同じ関西勢の京産大を8-3で破り、5年ぶりの準決勝進出を決めた。初回に1点を先制すると、3回には押し出しやワイルドピッチなど相手のミスから一挙5点を追加して、序盤から大量リードした。先発の大地真弘(2年、社)は7回に1失点、8回には木部雄一朗(3年、京都成章)に2ランを浴びたが、最後まで踏ん張った。

 「今日はお互い知っている同士の戦いで初回からピンチはあったが、ギアチェンジができたので、4番を抑えられてよかった。攻撃がつないでくれたから、投げやすかった。明日の相手も全員野球で勝ちたい」と大地。準決勝では12年ぶりの優勝を目指す中京大と対戦する。