巨人沢村6失点大炎上「反省以上の言葉があれば…」

巨人対阪神 8回表阪神2死一、二塁、打者代打伊藤隼を迎えたところで降板する沢村(撮影・加藤哉)

<巨人8-9阪神>◇26日◇東京ドーム

巨人が5点リードをひっくり返され、逆転負けを喫した。

3番手の沢村拓一投手が誤算だった。8-3で迎えた8回に登板すると、先頭の阪神大山に左前打を浴び、1死一塁から梅野に8号2ランを許して3点差に迫られた。

2死までこぎ着けたが、糸原に右安、北條、福留に連続四球を与え、満塁。続く俊介に中前へ2点適時打を打たれ、1点差に迫られると、ベンチから降板が告げられた。なおも2死一、二塁で、4番手の池田が代打伊藤隼に初球をはじき返されて、走者一掃の2点適時打。逆転された。

沢村は2/3回を投げて4安打6失点で、6敗目。リードを守れずに「僕のせいです。2試合完封できて、今日も5点差で勝っていたチームの勢い、流れを全て僕のせいで止めてしまった。弱さ、技術のなさが全て。反省以上の言葉があれば…」とうなだれた。