金本監督「しょうがないわね」阪神戦降雨ノーゲーム

阪神対DeNA 3回表DeNA1死二塁、打者ソトの時、激しく降り出した雨で中断となり、水浸しのグラウンドを見つめる金本監督(左)と香田コーチ(撮影・宮崎幸一)

<阪神-DeNA>◇31日◇甲子園

阪神は劣勢の展開に陥っていたが、降雨とグラウンド状態不良のためノーゲームになった。

3連敗中で今季最多の借金9を背負って迎えたこの日、先発秋山が1回、ロペスに先制ソロ本塁打を浴びた。その裏、同点に追いついたが、2回にはソトに勝ち越しソロ本塁打を被弾し、大和に左翼線2点適時二塁打を許し、3点のビハインドになった。3回1死二塁で秋山がソトに対して4球目を投げ終わったところで雨が強くなり、この日、3度目の中断。そのままノーゲームになった。

追う展開だったが金本知憲監督は「まだ2回、3回か。先が分からんかったから。浜口も今日、あまりよくなさそうだった」と振り返った。今季17度目の中止で、シーズン終盤の日程がさらに過密になるのが確実になった。指揮官も「きつくなるわね。しょうがないわね、これもう…。天気だから」と渋い表情だった。