清宮が混パの主役に躍り出る。日本ハムのルーキー清宮幸太郎内野手(19)が3日、首位西武との2連戦(4~5日、旭川スタルヒン球場)に向けて、チームとともに旭川入りした。現在西武とは5ゲーム差の3位。2連勝で一気に差を縮め、再び混戦に加われるか。北海道内での地方開催試合に初見参する注目ルーキーが、持ち味のパワフルな打撃でチームのカンフル剤になる。
台風上陸が懸念される北の大地で、一足早くルーキーが大暴れする。チームとともに旭川入りした清宮は「数少ない旭川での試合なので、来てくれる人が喜んでくれるような試合ができたら」と、自身初めてとなる旭川での活躍を誓った。
2軍戦も含めて、北海道内での地方開催試合でプレーするのは初めて。しかも、相手は首位西武。負け越した8月から月も変わり、チームは現在3連勝中で、首位とのゲーム差は一時の8・5差から5差と再び背中が見えてきた。「差は縮まって来ている。緊張感を持ってプレーできるのはありがたいことですし、しっかりチームに貢献できたらと思います」と、“首位たたき”に意欲を見せた。
パ・リーグは西武、2位ソフトバンクと、三つどもえの様相を呈してきた。栗山監督は「(優勝の)可能性があるなら、この形だと思っていた。くしゃっとなったら、よりチャンスがある。『さあ、これから行くぞ』という気持ち」と、逆転Vへの青写真を描く。シーズンも残り25試合。そのうち、西武戦は8試合と最も多い。混パ演出のためにも、今日から始まる2連戦は重要な意味を持つ。
出場した直近4試合で1安打と、1軍に再々昇格した当初の勢いを失っている清宮だが「自分の思うヒットの打ち方をしている」と、打撃スタイルは見失っていない。軽やかなスイングから生まれる特大アーチを、旭川のファンは待っている。【中島宙恵】