東洋大・津田サヨナラ打「これで自信持っていける」

9回裏東洋大1死三塁、津田は中前サヨナラ適時打を放ち、雄たけびを上げガッツポーズ(撮影・鈴木正人)

<東都大学野球:東洋大3-2立正大>◇第1週第2日◇5日◇神宮

東洋大がサヨナラ勝ちで立正大に連勝し、今季初勝ち点を挙げた。

2-2の同点で迎えた9回裏、二塁打と送りバントで1死三塁とし、8番の津田翔希遊撃手(3年=浦和学院)が初球の142キロを中前にはじき返した。

津田には今季8打席目に出た初安打が価値ある1本になった。「打席に入る前に中川さん(圭太主将)が肩をもみながら、いける、いけると言ってくれて。サヨナラは(大学で)初めて。これで次も自信を持っていけます」。

守りには定評のある津田だが、打のヒーローになるのは1年生だった16年春、中大戦で勝ち越し3ランを放って以来のことだった。