珍事?広島緒方監督が大敗後、会見場に姿を現さず…

広島対阪神 1回表阪神1死満塁、陽川尚将の打球を見つめる九里亜蓮(撮影・栗木一考)

<広島3-11阪神>◇5日◇マツダスタジアム

広島が大敗し、今季最長だった連勝は7でストップした。

先発九里亜蓮が最初の誤算だった。初回に大山に3ランを浴びるなどいきなり4失点。その裏に鈴木誠也の28号2ランで反撃したが、その後は岩貞に封じられ、丸の32号ソロだけに終わった。鈴木と丸がそろって打点を挙げれば20戦全勝だったが、今季初めて敗れた。

守っては8回に3番手今村が2失点、9回は佐藤が4失点で大量2桁失点した。

試合後、緒方孝市監督はめずらしく会見場に姿を現さず、ロッカールームに消えた。球団広報を通じて「切り替えてまた明日頑張ります」とコメント。ヤクルトも勝ったため、一気に12まで減らしていた優勝マジックも久しぶりの足踏みとなった。