森監督「投げる方も投げる方」小熊2被弾配球に苦言

阪神対中日 4回マウンドを降りる小熊凌祐(撮影・奥田泰也)

<阪神8-5中日>◇12日◇甲子園

中日が阪神に敗れ、連勝は「5」でストップ。優勝の可能性が完全に消滅した。

先発小熊の乱調が誤算だった。初回に糸井に同点2ランを浴びた。4回には自らの悪送球でピンチを広げ、大山に3ラン。3回1/3で8失点と散々の内容だった。森監督は「ああいう配球は俺には考えられない。投げる方も投げる方だ」とバッテリーに苦言を呈した。3位巨人とは4ゲーム差に開いた。チームは落合政権最終年の11年を最後にリーグ制覇から遠ざかり、昨年まで5年連続でBクラスと低迷している。