高橋由伸監督、延長好機で0点「取り切りたかった」

巨人対ヤクルト 9回表ヤクルト1死満塁、宮本の中犠飛で山田哲(後方)の生還を許す山口俊(中央)。捕手小林(撮影・足立雅史)

<巨人1-1ヤクルト>◇12日◇東京ドーム

巨人が土壇場で追いつかれて、引き分けた。

1点リードで迎えた9回に抑えに配置転換された山口俊投手(31)が登板。初めてのセーブシュチエーションでマウンドに上がったが、1死満塁から中犠飛を許して同点にされる。延長戦に突入すると、中川、上原、池田が3イニング連続3者凡退で無失点に抑えるも、打線が10回、12回と三塁まで走者を進めたが、あと1本が出ずに、引き分けで終わった。

高橋由伸監督(43)は「何とか1点取れる場面があったので、取り切りたかった」と振り返った。