中大が今秋初勝ち点!五十幡、大学1号がサヨナラ弾

亜大対中大 13回裏中大1死二塁、五十幡は右翼にサヨナラ2点本塁打を放つ(撮影・浅見桂子)

<東都大学野球:中大3-1亜大>◇第2週第3日◇13日◇神宮

中大が、2番五十幡亮汰外野手(2年=佐野日大)のサヨナラ2ランで今秋初勝ち点を挙げた。

延長13回1死二塁で、内角直球を右翼スタンドへ運んだ。オープン戦も含み入学後、初アーチに「いつもとは感触が違うな…とは思ったんですが。神宮では打撃練習も含めてスタンドに入れたことはないです」と汗をぬぐった。

3時間22分の激闘を制し、今季初勝ち点。「チームにとってもこの勝ち点は大きい。でも、自分は塁に出ることが仕事。結果が長打につながればうれしいですが、出塁する気持ちを忘れないでいきたい」と引き締めた。

投げてはエース伊藤優輔投手(4年=小山台)が8回1/3のロングリリーフを無失点で乗り切った。1回戦で救援した際に5四死球を与え、上体が突っ込まないよう意識。「15回まで投げるつもりでいた。夏に練習したシュートが効果的だった」と手応えを口にした。