バースデー松坂5回1失点、12年ぶり甲子園で躍動

阪神対中日 5回裏阪神2死二、三塁、大山悠輔から三振を奪い雄たけびをあげる松坂大輔(撮影・上田博志)

<阪神2-6中日>◇13日◇甲子園

中日松坂大輔投手が西武時代の06年6月9日以来、12年ぶりとなる甲子園での公式戦登板で躍動した。先発し5回を5安打1失点の好投を見せた。

1回を3者凡退と上々の立ち上がり。4回に1点を失い、5回も2死から連打で二、三塁とされたが、大山から外のスライダーで空振り三振。ガッツポーズを見せ雄たけびを上げた。5点のリードをしっかり守りこの回でお役御免。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

この日は38歳の誕生日。2回の打席に入る前に甲子園の左翼スタンドからお祝いのハッピーバースデーが演奏され、球場全体から大きな拍手がわきあがった。