日本ハム有原毎回の11被安打4失点「申し訳ない」

日本ハム対オリックス 1回表オリックス2死三塁、吉田正(左奥)に適時二塁打を打たれる日本ハム有原(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム-オリックス>◇15日◇札幌ドーム

今季は序盤から失点を重ねることの多い日本ハム有原航平投手が、この日も3回までに4点を失った。

1回にオリックス吉田正、中島に連続適時打を浴びて2点を先制されると、降板する6回まで毎回の11被安打で4失点。「立ち上がりに点を取られてしまい、その後も三者凡退がなかったのでリズムに乗れない苦しいピッチングになってしまいました。6回で降板し、中継ぎ陣の皆さんにも負担をかけ、チームに申し訳ないことをしてしまいました」。チームは、前日14日に震災後初めての本拠地試合に勝利。一夜明けた大事なマウンドだったが、プレーボール直後には主導権を手放した。