高橋監督、就任初の会見拒否に村田ヘッドが嘆き代弁

巨人対DeNA 9回裏巨人1死一塁、坂本勇(手前)が三振に倒れ、ベンチで険しい表情の高橋監督(撮影・河野匠)

<巨人1-6DeNA>◇19日◇東京ドーム

巨人が2連敗し、借金が今季最多の8にふくれあがった。DeNA先発の東に屈した。初回から打者20人連続で凡退。先発野手8人全員が右打者と苦手左腕攻略への打線を組んだが、伸びのある直球とチェンジアップを打ち崩せなかった。

完全試合ペースで進んだ7回2死でマギーが右翼席へと21号ソロをたたき込んで1点を挙げたが、そこまで。9回も2番手エスコバーの前に内野安打を放つのがやっとで、2安打で敗れた。東にはこれで5戦5敗となり、DeNAとのゲーム差も0・5と縮められた。

完敗の試合内容で高橋由伸監督(43)は16年の就任後、初めて試合後の会見を行わなかった。村田真一ヘッド兼バッテリーコーチは「あの内容じゃ、監督も話すことがない」と投打にかみ合わない内容を嘆いた。