西武菊池、粘投で13勝目「逆転されないように」

ロッテ対西武 6回裏ロッテ2死満塁、鈴木を二ゴロに打ち取り、ガッツポーズしながらほえる菊池(撮影・狩俣裕三)

<ロッテ4-7西武>◇21日◇ZOZOマリン

西武先発の菊池雄星投手は、7回6安打9奪三振で13勝目(4敗)を挙げた。

強い雨の中、3点先取した直後の1回は、1死一、二塁から右翼への打球に飛び込んだ金子侑が後逸(記録は三塁打)するなど、3失点で追い付かれた。

「初回はどうしようもなくて、9回まで果てしないと思いました。3点はしょうがないと思った。すぐに2点取ってくれたので逆転されないように投げました」と言った。

7回110球を投げて4失点と先発の役割は果たし、マジック8。

辻発彦監督は「立ち上がりはどうなるかと思った。足場が悪くてかわいそうだった。何とか修正してくれた」と評価した。