立大・江藤「俺が決めてくる」延長10回サヨナラ弾

早大対立大 延長10回裏立大2死、江藤(左)はサヨナラの右越え本塁打を放ち笑顔で本塁に向かう。手前は早大・早川(撮影・垰建太)

<東京6大学野球:立大1-0早大>◇第3週第2日◇23日◇神宮

立大が、江藤勇治三塁手(3年=東海大菅生)の本塁打でサヨナラ勝ちした。

江藤は0-0で迎えた10回表に三塁守備に起用され、その裏2死後に打席が回ってきた。2球目のスライダーを強振すると、低い弾道となって右翼席に吸い込まれた。

「0-0で10回から守備に入るってイヤですよ。エラーしたくなかったんで、打席に入る前、ベンチでもう守りたくないから『オレが決めてくる』って言ったんですよ。そしたらホントに」。本人もびっくりするサヨナラ本塁打で勝負を3回戦に持ち込んだ。