松井稼頭央引退「お世話になった」星野仙一氏へ感謝

西武対ソフトバンク 試合前、ソフトバンク工藤監督(左)にあいさつする西武松井(撮影・河野匠)

西武松井稼頭央外野手(42)は引退会見で、仙台、東北のファンや前のチームメートにも感謝した。

11年に日本球界に復帰した際に選んだのは、楽天だった。「楽天球団さんが声をかけていただいて、7年間、素晴らしいファン、チームメートのもとでプレーでき、貴重な経験でした」と話した。キャプテンの重責を担い、優勝未経験のチームに常勝軍団のDNAを伝えた。13年には、球団初のリーグ優勝、さらに日本一にも輝いた。

今年1月に亡くなった星野仙一氏への感謝も口にした。楽天時代の監督。「アメリカから帰って来て、星野監督のお世話になった。星野監督との出会いがなければ、ここまで長く野球をできていないと思います」と話した。