ラミレス監督「素晴らしい」4位転落も2投手を称賛

巨人対DeNA 9回裏巨人1死、ラミレス監督(左端)はサヨナラソロ本塁打を放った長野(手前左)を見つめる(撮影・山崎安昭)

<巨人1-0DeNA>◇28日◇東京ドーム

今季東京ドームでは8勝2敗と圧倒的な勝率を誇っていたDeNAが、サヨナラ負けで大きな黒星を喫した。ラミレス監督は「素晴らしい試合だった。何も後悔はしていない。リーグを代表する2人の投げ合いだったが、1スイングで試合が決まった」と振り返ったが、直接対決で敗れ、入れ替わりで4位に転落した。

9回の攻撃で勝負を仕掛けた。先頭ソトが左前安打で出塁すると、代走楠本を送った。この試合でも唯一のマルチ安打を記録した助っ人を下げた。「足が速い楠本を入れて、プレッシャーをかけて、次のロペスに失投があればと思った。残念ながらそうはならなかったが」。ロペスは三ゴロ、筒香は申告敬遠。あと1本が出なかった。

残すは7試合。0・5差で再び追う立場となったが「今日は負けて1歩後退したが、また明日勝つだけだ」と黒星に大小はつけずに、次へと目を向けた。【栗田成芳】