中日岩瀬「特別」引退浅尾から1001試合登板熱望

9回表阪神無死、浅尾拓也(左)は中谷将大を空振り三振に打ち取り、岩瀬仁紀と交代となりマウンドで抱き合う。右は荒木雅博(撮影・宮崎幸一)

<中日0-4阪神>◇29日◇ナゴヤドーム

中日岩瀬仁紀投手(43)が連投で通算1001試合を記録した。28日に通算1000試合登板を達成したばかり。実はこの日が引退試合だった浅尾から登板を熱望されていた。

「特別ですよ。そういう時代があった」。10、11年には鉄壁リレーを組んで、球団史上初のリーグ連覇に貢献。その再現となった。入団した時の指揮官だった故星野仙一監督にちなんだ登板数になり、「よー、がんばったと言ってくれていると思う」と感慨深げだった。