ヤクルト小川、金田以来60年ぶり巨人戦8連勝

ヤクルト対巨人 ファンとともに勝利を喜ぶヤクルト大引(右)と小川(撮影・たえ見朱実)

<ヤクルト8-5巨人>◇1日◇神宮

ヤクルト小川泰弘投手が、球団では金田正一以来60年ぶりの巨人戦8連勝を飾った。

前回登板を腰の張りで回避していたが、初回からとばした。7回を阿部のソロ本塁打による1失点と粘り、チームに3年ぶり5度目のクライマックスシリーズ(CS)進出をもたらした。小川は「大事な試合だったので、自分の役割を果たせて良かった。先制点を与えないように粘って投げようと思っていた。先制点を取ってくれて、リズムよく投げられた。最後はスタミナが切れてしまったけど、何とか自分の投球はできた」と納得の表情。

小川淳司監督は「本当によく頑張ったと思う。最初からとばして行ったと言っていた。全快アクシデントで登板がずれたけど、そういう思いで良く投げてくれた」とエースの力投をねぎらった。