引退の広島天谷1番で先発、現役最後の打席は捕ゴロ

1回裏広島無死、天谷は捕ゴロに倒れる(撮影・栗木一考)

<広島0-4巨人>◇5日◇マツダスタジアム

試合前に引退会見を行った広島天谷宗一郎外野手(34)が「1番中堅」でスタメン出場。現役最後の打席は捕ゴロに終わった。

1回裏、現役最後の打席は、球界のエースでもある巨人菅野との対戦。3球続けたスライダーに詰まらされ、一塁線に転がる捕ゴロに倒れた。それでも一塁ベースを大きく駆け抜けると、一塁ベンチに並んだナインにハイタッチで迎えられた。

1回表の守備では先頭坂本勇の飛球が中堅後方に上がるも、落ち着いて背走してつかんだ。

また、左翼でスタメン出場した丸は、中堅以外でのスタメンは右翼で先発出場した14年5月7日ヤクルト戦以来(同日の中堅は赤松)。2回からは丸は中堅に回り、野間が左翼に入った。