東大引き分け 有坂1失点完投「ケガ前よりも成長」

明大対東大 東大先発で力投する有坂(撮影・滝沢徹郎)

<東京6大学野球:明大1-1東大>◇第5週第2日◇7日◇神宮

東大・有坂望投手(4年=城北)が、9回1失点の完投で明大と引き分けた。

初回に1点を先制されたが、2回以降は無失点。最速141キロの直球に、カットボール、カーブ、チェンジアップを交え、タイミングを外した。

2年春からベンチ入りも、昨年3月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、1年間リハビリ。今春から復活した。「ケガをする前よりも成長して、復活したいと思った。今日はストレートも走っていて、変化球も決まった」と話した。ラストイヤーにかける右腕は「1つ勝って、勝ち点を取りたいです」と意気込んだ。