辻監督、郭俊麟の制球課題もソフトB好相性に期待

フェニックスリーグ西武対阪神 力投する西武郭(撮影・野上伸悟)

<フェニックス・リーグ:西武9-1阪神>◇8日◇南郷

西武先発の郭俊麟投手は課題を残した。

5回2安打1失点に抑えたが、初回先頭に四球を与えた。後続は断ったが、序盤はボール先行が目立った。「2回まではボールが多く、課題です。ストライクの率を高くしないといけない」と反省した。

CSファイナルステージの先発候補に入っている。17日の初戦は菊池。第2戦以降の順番は未定だが、多和田、榎田と、2ケタ勝利を挙げた投手が続くとみられる。菊池を含めた3人で3連勝すれば、アドバンテージの1勝と合わせ、CS勝ち抜けが決まる。だが、第4戦以降にもつれた場合に備え、先発の頭数が必要だ。

郭俊麟について、辻監督は「変わってないね。いつも、立ち上がり」と指摘。ただ、「ソフトバンクに勝ってるからね」と8月末からソフトバンク相手に3戦1勝の郭に期待もしていた。