中日岩瀬1002試合登板、福留斬りで現役生活に幕

中日対阪神 9回表、中日5番手で登板する岩瀬(撮影・加藤哉)

<中日2-3阪神>◇13日◇ナゴヤドーム

中日岩瀬仁紀投手(43)が今季最終戦で、20年間の現役生活を締めくくる最終マウンドに上がった。9回、同点に追いつかれてなお2死三塁で佐藤からバトンを受け登板。今季限りで退任する森監督から直接ボールを受け取って慣れ親しんだマウンドに立った。

98年のドラフトで同期入団した、かつてのチームメート代打福留と対戦。3球で空振り三振に打ち取り、現役最後、通算1002試合目の登板を終えると帽子を取って、汗を拭うとホッとしたような表情をみせた。