早大が打線低調引き分け、小島3戦連続完封勝利逃す

早大対明大 9回裏明大2死、吉田を二飛に仕留め、試合を引き分けとした小島(右)は岸本とタッチを交わす(撮影・垰建太)

<東京6大学野球:早大1-1明大>◇第6週第1日◇13日◇神宮

早大が明大に引き分けた。9回2死三塁と最後にチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。

早大先発は2試合連続完封勝利中の小島和哉投手(4年=浦和学院)。1点リードの7回にスクイズで1点を失い、3試合連続完封勝利は途絶えたが、9回140球を投げ、6安打1失点。優勝に向け負けられない中、エースとして最後までマウンドを守りきった。

高橋広監督(63)は、「(9回2死三塁で小島に打席が回り)代打も考えたが、まずは引き分けないと。小島はよく投げてくれた。打者が少なくと、あと1点は取って上げないと。完封じゃなきゃ勝てないではね」と打線の奮起を促した。