最後まで森監督節で別れ「私はこの辺で結構です」

中日対阪神 最終戦を終えた金本監督(右)は森監督と握手を交わす(撮影・宮崎幸一)

<中日2-3阪神>◇13日◇ナゴヤドーム

今季限りで監督を退くことになった森繁和監督(63)が今季最終戦を終えてあいさつをした。

監督就任2年目の今季は2年連続で5位に沈んだ。「我々はクライマックスを目指してきましたが、このような結果となり、ファンの皆さまに申し訳ない。すいませんでした」と謝罪。来季へ「プレッシャーの中、いい経験をしたと思う。大きくなってくれると期待している」と選手たちに期待を込めた。

最後には「浅尾、野本、荒木、岩瀬。この人たちの今後を温かく見守って下さい。私はこの辺で結構です。荒木、岩瀬と同じ日にユニホームが脱げて幸せです」。最後まで森監督節でファンへ別れを告げた。