巨人上原「ファイナル進みたい」好救援で逆王手導く

ヤクルト対巨人 5回裏ヤクルト2死二塁、山田哲を空振り三振に打ち取り、ほえながらベンチヘ戻る上原(撮影・たえ見朱実)

<セCSファーストステージ:ヤクルト1-4巨人>◇13日◇神宮

巨人上原浩治投手が一打同点のピンチを抑えるなど、CS初陣の先勝に大きく貢献した。5回2死二塁で先発今村に代わって登板。

10年ぶりのCSのマウンドでは、ヤクルト山田哲人にカウント1ボール2ストライクの場面で変化球で空振り三振に抑えた。6回も続投し、2三振を奪うなど三者凡退に抑えた。「嫌な思いでした。とにかく0でその回(5回)が終わりましたし、次の回も0に抑えることができてうれしいですね」と振り返った。

巨人は広島と対戦するCSファイナルステージ進出へ王手をかけた。第2戦の先発は菅野になるが、「(菅野に)1人で投げきって下さい。あと一つ勝ってファイナルの方に進めるようにしたい」と意気込んだ。