ソフトバンク加治屋、救援失敗も「絶対リベンジ…」

ソフトバンク対日本ハム 8回表日本ハム2死二塁、大田に勝ち越し適時二塁打を浴びる加治屋(撮影・栗木一考)

<パCSファーストステージ:ソフトバンク2-4日本ハム>◇第2戦◇14日◇ヤフオクドーム

ソフトバンク加治屋蓮投手(26)が敗戦投手になった。同点の8回2死から3連続二塁打を打たれ、2点を失った。

2死から西川に二塁打を打たれ、打者は大田。1ボールから2球続けてフォークで空振りを取り、追い込んだ。そこから2球続けてフォークが外れ、フルカウントに。次も捕手甲斐からの要求はフォークだったが、首を振って直球を選択しファウル。そして7球目だ。加治屋は再び、フォークのサインに首を振った。「今年一番成長できた」と話す、内角直球での勝負を選んだ。だが甘く入り、左中間へ勝ち越し打を許す。続く近藤にも二塁打を打たれ、2点のリードを奪われた。

加治屋は「自分を信じていった結果。もっと厳しく行ける場面でもあった。詰めの甘さが出たのかなと思う」と悔やみ「また明日、絶対リベンジします」と気合を入れなおした。