巨人メルセデス1敗「残念な結果に」天敵に返り討ち

CSファイナルステージ広島対巨人 4回裏広島1死二塁、降板するメルセデス(撮影・奥田泰也)

<セCSファイナルステージ:広島6-1巨人>◇第1戦◇17日◇マツダスタジアム

巨人先発のクリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(24)が、4回途中5安打4失点と試合を作れず、黒星を喫した。

初回、広島の先頭田中を歩かせると菊池にバスターで中前打を打たれ、無死一、三塁。丸の二ゴロの間に1点を先制された。

4回には無死一塁から鈴木にカーブを完璧に捉えられ、左翼席上段へ2ランを打たれた。その後、1死一塁から会沢に左中間への適時二塁打を打たれ、この回3失点目を許した直後に吉川光へマウンドを譲った。

今季2戦1敗でセ・リーグで唯一白星がなかった天敵に返り討ちにされ「残念な結果になってしまった。CSだからといって、大きな違いはなかった。もうちょっと緩急を使わないと広島打線は抑えられない。3ボールが多かったし、有利なカウントを作れなかった」と悔やんだ。