西武菊池雄星が四球悔やむ…指に血マメで制球乱れる

西武対ソフトバンク 4回表ソフトバンク2死満塁、川島に左2点適時打を許す菊池(撮影・野上伸悟)

<パCSファイナルステージ:西武4-10ソフトバンク>◇第1戦◇17日◇メットライフドーム

西武菊池雄星投手(27)が、5回9安打6失点で敗れた。9月28日のソフトバンク戦でプロ入り後未勝利だった“天敵”から初勝利を挙げたが、大事なファイナルシリーズ初戦で敗れた。

1回に先制を許すと、打線が逆転した直後の4回に5点を奪われ「逆転してもらったあとですし」と悔やんだ。指に血マメができた影響もあり、制球が定まらない。4回は2死一、二塁から9番甲斐に四球を出してピンチを広げたことで大量失点につながった。

「それがすべてだと思います。前に飛ばさないようにと思って、カウントを悪くしてフォアボールを出してしまった」と反省した。