巨人高橋監督痛恨「引っ張ったのは僕」継投悔やむ

広島対巨人 8回裏広島2死一、二塁、畠は菊池に中越え3点本塁打を浴びる(撮影・加藤哉)

<セCSファイナルステージ:広島4-1巨人>◇第2戦◇18日◇マツダスタジアム

巨人が逃げ切りに失敗した。1点リードの7回からセットアッパーの畠を投入。6回まで1安打無失点と好投した田口をスパッと替えた。

7回、1イニング目は丸、鈴木、メヒアと3者凡退に抑えたが、回またぎとなった8回2死から四球を与え、走者上本が二盗。直後、代打新井に同点適時打を浴びた。続く田中に四球で、2死一、二塁とすると、菊池に勝ち越しの3ランを浴びた。リードを守れずに痛恨の敗戦。ファイナルステージは0勝3敗となり、王手をかけられた。

高橋由伸監督(43)は「勝っている展開の終盤はこの2人(畠、山口俊)に託すというのは僕自身が決めていたので。1イニング目はきっちり、いいピッチングをしていたので、最後まで行ってほしかったけど、そこまで引っ張ったのは僕ですから」と自らの責任だと振り返った。