「勝つために最善策を選びました」/工藤監督

西武対ソフトバンク  6回裏の守備前、先発千賀の交代を審判に告げるソフトバンク工藤監督(右)(撮影・鈴木みどり)

<パCSファイナルステージ:西武4-15ソフトバンク>◇第3戦◇19日◇メットライフドーム

ソフトバンク工藤公康監督が覚悟のオーダー変更で爆勝を呼んだ。CS5試合で21打数4安打と不調の松田宣を先発から外し、ファイナルSから合流した内川を先発起用した。

内川は6回のダメ押しソロを含む2安打と、采配ズバリ。

同監督は試合前、神妙な顔で「勝つために最善策を選びました。ぼくとしては苦渋の決断。あれだけ勇気がいったことはそうはない」と話した。

圧勝に「選手たちの勝ちたい思いが形として表れたと思う。満足です」と胸をなで下ろした。