初先発の西武木村「最高の形」反撃2ラン&好守備

西武対ソフトバンク 3回裏西武無死二塁、中越え2点本塁打を放ち笑顔を見せる木村文紀(左)。右は外崎(撮影・横山健太)

<パCSファイナルステージ:西武2-8ソフトバンク>◇第4戦◇20日◇メットライフドーム

西武の木村文紀外野手(30)が、9番右翼手でクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで初先発し、反撃の1発を放った。

0-4で迎えた3回無死二塁、カウント2ー1からの3球目、ソフトバンク先発東浜の136キロのシンカーを西武ファンが詰めかけた左翼席へ運んだ。CSファイナルステージでの1号2ランに「4点取られていたので、1点1点かえしていきたいと思った。(二塁走者の)外崎が出てくれたおかげで、最高の形でいい仕事ができました」と喜んだ。

守備でも見せた。4回2死一塁、ソフトバンク甲斐の打球をフェンスに激突しながら捕球。大歓声を浴びた。