工藤監督「どう切っていくか」救援0封リレーで王手

西武対ソフトバンク 2回表ソフトバンク2死一塁、中越え2点本塁打を放った甲斐らを笑顔で迎える工藤監督(手前)(撮影・横山健太)

<パCSファイナルステージ:西武2-8ソフトバンク>◇第4戦◇20日◇メットライフドーム

2位ソフトバンクが日本シリーズ進出へ王手をかけた。工藤公康監督(55)は中4日で投げ4回2失点の東浜をほめた。「すごくいい集中力をみせてくれた。いけるところまで投げてくれた。いい投球だった。投手コーチとも話して、少し張りがあるということで4回で代えた」と話した。

武田、石川、加治屋、森と無失点リレーの救援陣には「毎試合よく投げている。プレッシャーは大変だと思うが、ありがたい」と感謝し「総力戦が大事。西武打線はちょっとしたきっかけで大量点になるので、どう切っていくか」と気を引き締めた。

王手をかけたことには「そこは考えない。自分たちの野球でものにするんだ、勝つんだという気持ちでと思っている」と話した。