ヤクルト寺島は現状維持 来季は「絶対に1勝」

契約更改を終え、会見に臨むヤクルト寺島(撮影・保坂恭子)

ヤクルトの寺島成輝投手(20)が28日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1100万円(金額は推定)でサインした。

2年目の今季は1軍登板1試合のみで、プロ初勝利を挙げることはできなかった。「1年間、2軍で投げられたことはプラスになった。何か1つ、2つでもレベルを上げないとと思っています」と振り返った。

秋季キャンプから投球フォームの改造に取り組んでおり「今までの投球では結果が出なかったので、ボールの質や勢いも変われば」と意気込んだ。

他球団では同期が結果を残しており「嫌でも結果は見える。刺激になるというか、自分も頑張ろうと思う」。3年目の来季に向けては「偉そうなことは言えない。絶対に1勝。1勝できなかったら、覚悟する気持ちでやる」と強い決意を口にした。