西武相内誠投手(24)が3日、メットライフドームで契約更改交渉を行い、90万円アップの年俸640万円でサインした。
6年目の今季は5月に昇格し、先発。負け投手となったが、5回3失点にまとめた。その後は再調整となったが、8月からは中継ぎとして再昇格。計10試合で、1敗、防御率3・45を残した。
「今までがひどすぎたので。苦しいながらも5回3失点で、今年は違うというのは見せられた」と、5月の先発を振り返った。
中継ぎとなり、これまで以上に体のケアを心掛けたという。「連投が苦手だった。トレーナーさんに、すごくお世話になりました」と感謝した。
来季は、再び先発として挑戦するつもりだ。秋のキャンプで小野、西口両投手コーチらに直訴し、認めてもらった。「悔しい思いをしてきた先発で勝ちたい。競争率は高いと思うけど、(来春)キャンプからもう1回、挑戦しようと思います」と、先発としてプロ初勝利を目指す。(金額は推定)