中日与田監督、梅津と勝野に「どっちがやりたい?」

プロでの活躍を誓い記念撮影に納まる中日新入団選手。前列左から根尾、与田監督、梅津、後列左から垣越、勝野、石橋、滝野(撮影・前岡正明)

中日与田剛監督(53)が「アドリブ力」を発揮し、場内を盛り上げた。

8日に名古屋市内のホテルで行われた「新人選手入団発表会」に出席。会見でドラフト2位の東洋大・梅津の評価を配置を質問され、「どっちがやりたい?」と突然、本人に振った。「先発がやりたいです」と梅津から引き出すと、ニッコリ。「得意な先発の分野で挑戦してもらいたい」とゴーサインを出した。

続くドラフト3位の三菱重工名古屋・勝野に対しても、「勝野も聞かないと。どっちがやりたい? 大きな声でね」と再び直球で気持ちを聞いた。「先発がやりたいです」と勝野も志願した。将来のスター候補であるドラフト1位・根尾だけでなく、2人の即戦力右腕を獲得したとあって、指揮官もご満悦だった。