西武なたでここが大会記録10発「100点満点」

西武対日本ハム 本塁打を量産した西武なたでここ(中央)は冷静な表情で仲間とタッチを交わす(撮影・鈴木正章)

<eスポーツ:プロ野球「パワプロ・プロリーグ」>◇最終節◇9日◇東京・コナミホール◇パ・リーグ3カード

ソフトバンクが、ロッテに2勝1敗で勝ち越し、2位で16日のリーグ代表決定戦進出を決めた。前節でリーグ制覇を決めた西武は、なたでここ(21)の1試合10本塁打などで日本ハムに2勝1敗とし、全カード勝ち越しの完全優勝。日本ハムは3位で進出となる。

西武なたでここが驚異の大会記録を樹立した。日本ハムTOKINGとの第2試合で10本塁打。中村3発、山川2発、秋山2発、外崎2発、浅村1発と「山賊打線」が毎回本塁打をマークし、「今日は100点満点。(前節で優勝を決め)気楽に楽しんでいこうと思っていました」と冷静に話した。個人成績でも、打率4割1分5厘、20本塁打、47打点の打撃3冠に加え、防御率2・10も1位で「4冠王」となった。