阪神北條「1年間最初から試合に」子どもたちに誓う

大阪母子医療センターでクリスマスパーティーに出演した北條(撮影・奥田泰也)

阪神北條史也内野手(24)が21日、大阪・和泉市の大阪母子医療センターを慰問し、クリスマスパーティーに参加した。今年は社会貢献活動やファンサービスに取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手を表彰する球団の「若林忠志賞」を受賞。その受賞による活動資金100万円を同施設にそのまま寄付した。

同施設には小児がんなどの病気やけがと闘う子どもたちが入院している。北條は約1時間半かけて3病棟、約100の病室を回り触れ合った。「身近にいる横田もそうですし、健康であることに感謝して野球をしていこうと思います」。昨年はチームメートの横田が脳腫瘍を患い、現在も復活に向けて努力する姿も間近に見てきた。子どもたちを笑顔にすると同時に、自身も大きな勇気をもらった。

入団した13年から毎年、障がい児入所施設や母子医療センターを訪問するなど社会貢献活動を継続している。パーティーの最後には「毎年来させてもらって、本当にありがたく思います。これからも毎年来るので、僕の顔を覚えておいてください」とあいさつした。

今季は9月に左肩を亜脱臼して離脱するなど、悔しいシーズンだった。この日、司会者から来季の漢字を問われ、記したのは「進」の文字。「ケガする前の体に戻るんじゃなくて、それ以上の体を作って進化していきたいなと思います」。子どもたちに誓った「1年間、最初から試合に出る」の言葉。7年目の来季は全試合、元気にグラウンドで躍動する。【磯綾乃】