ソフトバンク今宮4000万増2・6億円、背番6に

アップ提示で更改した今宮健太は新しい背番号「6」を手に笑顔(撮影・梅根麻紀)

ソフトバンク今宮健太内野手(27)が26日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み4年契約で4000万円増となる2億6000万円プラス出来高でサインした。

プロ9年目を終えた今宮は球団側のビッグ提示に驚きを隠さなかった。「ビックリしました。ダウンを覚悟していた。しっかり恩返しして1年でも長くホークスで戦っていきたい」。今季は右ヒジ痛に悩まされ、シーズン中にファーム生活も余儀なくされた。6年連続で120試合以上に出場してきたが、今季は後半戦にも左太ももの肉離れも起こし、99試合にとどまった。5年連続で手にしたゴールデングラブ賞も逃しただけに悔しさの残るシーズンだった。

とはいえ、球団側は来季中に国内FA権を取得する今宮に最大級の評価を与えた。「来年はプロ10年目になりますし、心機一転じゃないけど、いろいろ覚悟して頑張っていきたい」。来季からは背番号も「2」から「6」に変更することが決まっている。「今年はチームに貢献できなかったので、気持ちを入れ直して頑張りたい」と話していた。(金額は推定)