阪神中谷将大外野手(25)が26日、4年ぶりにグアム自主トレを行うことを明かした。長年、OBの桧山進次郎氏(49=日刊スポーツ評論家)のトレーナーを務めた仲田健氏(49)が主宰する合同トレーニングの門を再びたたく。陸上短距離の山県亮太(26)ら他競技のトップアスリートも参加予定。多くの刺激を受けて、再ブレークの足固めに励む。
中谷の覚悟がにじみ出た。4年ぶり2度目の海外自主トレに臨む。桧山氏の現役時代に約20年間、個人トレーナーを務めた仲田トレーナーのもとで肉体強化。甲子園で練習を終えた中谷は「ウエートトレも走り込みも、野球もしっかりやりたい。頑張ってきます」と意気込みを語った。
これ以上ない環境だ。温暖な気候はもちろんのこと、陸上競技場やトレーニングジムのほか、アップダウンの激しいロードや、野球ができるグラウンドも完備。一流トレーナーの指導のもと、目いっぱい強化に専念できる。
17年20本塁打とブレークし、主砲として期待された今年は打率2割3分、5本塁打と低迷した。雪辱を期してオフは球団施設を中心に体力強化を行ってきた。この日でいったん区切りをつけた。例年は地元福岡などに場所を移すが、今オフは一念発起して海外渡航を決めた。
仲田氏は野球選手以外にも、陸上、ゴルフなどさまざまな競技の選手を長年サポートしている。主宰のグアム自主トレには、陸上男子100メートル日本歴代2位の山県や陸上女子100メートルの日本記録保持者である福島千里、カーレーサー脇阪寿一ら、20~30人のアスリートがずらり。約2週間の滞在中に多くの接点ができる。4年前に参加した際には「違う競技の選手と一緒にやらせてもらって、いろいろと勉強になった」と振り返っている。
ドラフト1位の大阪ガス・近本光司外野手(24)の加入で、外野争いは激しくなる。「結果で見返したい」と思いを込める中谷は、グアムから再出発する。【柏原誠】