日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手（18＝金足農）が13日、ファンの前で将来の沢村賞獲得を宣言した。

室内練習場で行われた「2019年新入団選手歓迎式典」で、獲得したいタイトルを問われた。壇上で「沢村賞が取りたいです」と話し、ファンから大きな拍手が送られた。

先発完投型の投手に贈られる栄誉ある賞を目標に掲げた理由は「投手だったら安定したり、そういうのが沢村賞につながってくると思う。最高の賞を目指していきたいので」と話した。

昨季は巨人のエース、菅野智之投手（29）が2年連続で受賞した。「テレビで見ていても力みが全く感じられないので、急にボールが出てくるように見える。自分は球速がそんなに速くはないですけど、そういうところを見習っていければ」と目標の将来像の1人として挙げていた。